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「匿名レビューブログ=有名人に寄生するネットハイエナ」に対する私見を書いてみた

ネットビジネス初心者講座
上原です。

先日ネットで調べものをしている際に面白いフレーズを見つけました。

それが「ネットハイエナ」という言葉です。

この「ネットハイエナ」という言葉ですが、これはネットビジネスで有名な人(らしい)が言っていたのですが、何やら

「匿名でブログ等を運営して有名人の商材を批判するのは有名人の知名度に便乗したハイエナ行為だ! 」

という感じの主張だそうです。

まあ、私がこのブログでやっている事が完全に上記の「ネットハイエナ」に該当するんですが(笑)

ただ、その有名人らしい人をググってみたのですが、そう主張している当人の商材自体もネット上ではあまり評判がよろしくないので、恐らくその辺の事情も踏まえて

「自分の商材の評判を正当化するため」

に頭を捻ってネットハイエナという言葉を作ったのかもしれません。

「ネットハイエナ」について検索してみると色々な意見が出てきますが、個人的には読んでいて面白い意見が結構多かったです。

まあただ、いくらネットビジネスの有名人であっても、「情弱狙いのビジネス」の場合はやはり評判が悪いです。

理由は以下のような思考で高額塾を販売しているからですね。

>>上原が参加したセミナーで語られた「情報弱者から搾取せよ」の驚きの実態とは

逆に、ネットビジネスの有名人といっても、「だいぽんさん」とか「新田裕二さん」とか、本当に実力がある人なんかは、匿名ブロガーからも支持をされており、すこぶる評判は良いですね。

つまり、ネットビジネスの有名人であれば必ずしも叩かれているわけではなく

「評判が悪い人は案の定悪いと叩かれている」

し、その逆で新田さんのように匿名ブロガーからもカリスマ的な人気がある有名人もいるという事です。

まあ、匿名ブロガーでも闇雲に全部詐欺だとか言う人もいれば、全うなものを推薦する人もいるわけですけどね。
(逆に何でもかんでも良いと言ってアフィリリンクをペタペタ貼りまくっている人もいますが)

つまり、「実名だから良い」、「匿名だから悪い」というのは、現実を見れば整合性はとれていないわけで、実名か匿名かは本質的な良し悪しには関係ないという事です。

この辺踏まえると

「匿名で有名人の記事を批判する = ネットハイエナ」

という言葉自体が暴論かなと個人的には思いますね。

という事で今回はこのネットハイエナについての私見を書いてみたいと思います。

ネットハイエナ=匿名で悪いものを悪いと書くのが悪なのか?


先にも書いたように、個人的には

「匿名で批判記事を書いて何が悪いんですか?」

というのがむしろ率直な意見だったりします。

というよりも現実として、この業界に関して言えばネットビジネスの有名人とされる人物が

・「権威性」

・「社会的証明」

というカードを駆使して「内容が薄い商材」を売るケースが非常に多いのが実情です。

つまり、

「権威がある人物が勧める商材だから良いに違いない」

という判断を(正確にはほぼ錯覚)させるような誘導をして販売しているという事です。

もちろん、その結果で商材内容が良質なものであれば問題ないのですが、問題しかないケースが大半なのが問題なわけで、本質としてどう頑張っても「悪いものは悪い」という事実は揺るぎないんです。

一番わかりやすいのが一般の人でも認知してる人が多いであろう、この業界で一番有名人だった

「与沢翼さんが販売していたビジネス教材」

ですね。

彼自身は凄い人物に間違いないですが、では彼の打ち出していた教材が全部良かったかというと、それは全くの別問題なわけです。

実際に、過去に与沢翼さんの高額塾に参加していたという人達からもお問い合わせが来ますが、話を聞くと皆さん口を揃えて結構悲惨な目にあったって言ってましたからね(笑)

ですので、「悪いものを悪い」と指摘する事自体に何の問題もないというのが一点。

逆に

「悪いものは悪いと言わないで、ろくでもないものばかりになった方が良んですか?」

と問えば、ほとんどの販売者は黙るはずです。

加えて、「匿名がダメ」というのも意味不明な話です。

何故なら、匿名だろうが実名だろうが

・扱う教材の質

・発信する情報の質

この2点に直接関係があるわけではないからです。

ちなみに私がこのブログで名乗っている「上原太二」という名前も匿名です。

何故なら、

「実名だからと言って私が発信する情報のクオリティが上がるわけではないから」

という理由がまず一点あげられます。

実際、持っている資格とか何とかを一番目立つプロフィールに貼っておけば

「この人は勉強熱心で学んでいるんだな」

と思ってもらえるくらいの資格なんかは持っていると思います。

しかし、そういう「権威」とか「社会的証明」は敢えて控えて、その辺の匿名ブログと同じ雰囲気で運営しているわけです。
(まあ最低限は入れていますけど)

これは、むしろ私の理念の問題です。

私の掲げる理念というのは

「多くの人が自由になる事」

です。

そして、自由の反対語こそ

「権威主義」

だという風に考えています。

会社とかでも「権威がある人」は自分の主張を通せるかもしれませんが、新人や入社して間もない段階だと自分の主張なんて通らないじゃないですか。

社長と全く同じ意見を平社員が言っても誰も話すら聞いてくれないわけです。

ここに自由があるかというと全く自由がないのです。

「全く同じ意見」なのに社長ではなく平社員が言うから「誰からも話を聞いてもらえない」世界は果たして自由なのかという話です。

ただ、これがネットだとどうでしょう?

「名も無き一個人の意見」が突然うねりをあげて世間を包み込んでしまう事だってあるのです。

例えば、保育園問題について

「保育園落ちた死ね!」

とツイートした匿名の女性が脚光を浴びたのは記憶に新しいですね。

このような「名も無き個人」の意見が「誰の発言なのか」ではなく、「どんな発言なのか」で評価されるのがネット社会の面白いところです。

そして、そこに私は「自由を感じる」のです。

何故なら、たとえ人脈がないただの名も無き個人だとしても「自分の発言」で人生を逆転する事が出来るからです。

そもそも、私はネットビジネスの本来の在り方は権威主義へのカウンターカルチャーだと感じています。

60年代の権威主義的ハリウッド映画へのカウンターカルチャーとして70年代に無名の新人監督がアメリカンニューシネマを流行らせたように。

80年代の権威主義的産業ロックへのカウンターカルチャーとして90年代に無名バンドがオルタナティブロックが世界的に流行ったように。

そして、最近だと完全に色物扱いされていたドナルドトランプがアメリカ大統領になりました。

これはアメリカ主義のトランプが大統領になったとか表面的に言われますし、実際にはかなり多面的な要因があるのも確かです。

ただ、二項対立的には1%の「名がある富裕層」と99%の「名も無き庶民」の戦いでもあると言え、「名も無き庶民」が勝利した出来事だと解釈できなくもないのです。

つまり、「名も無き庶民」が世の中を動かしたという事であり、そこに私は自由を感じるのです。
(まあ本質的にはドナルドトランプは権威側の人間ですが選挙戦略が上手だったのだと思います)

スティーブジョブズがカリスマになれたのも、彼が本質的に権威ではなくカウンター側の人間だったからです。

バンドの世界でもメジャーに出ずにインディーズにこだわる人はたくさんいますよね?

要するに、その精神性がどこにあるのかという事です。

それは有名になって「名前で評価される」のではなく「音楽自体で評価されたい」という想いなのです。

少なくとも私はそっちの方がかっこいいと思うし、むしろ権威を必要以上に使うのはダサいとすら感じています。

だから私はネットビジネスでも

「誰の意見なのかではなくどんな意見なのか?」

で評価される方が面白いと思うし、そっちがむしろ「在るべき姿」だと考えています。

権威と社会的証明で自分を信じさせるのではなく、自らの発言で自分が何者かを証明する。

その可能性が「ただの一個人」にまで広がったからこそネットの世界は面白いのです。

実際に、ちきりんさんとか超人気の有名ブロガーはニックネームで運営しています。

そしてちきりんさんのブログは爆発的にヒットしましたが、

「元マッキンゼーの誰それ」

という事を打ち出したわけではなく

「ニックネームだけど面白い発言」

で評価されて今があるわけです。

もちろん、ちきりんさんの場合も元マッキンゼーとか書けば早々にファンがついたでしょうが、そういう部分を出さずにただの個人ブログでニックネームで運営して

「発言内容でファンを生み出した」

わけです。

そっちのほうが面白いでしょ?と私は思います。

逆に名前を出して「私は有名でしょ」アピールをする方が商売臭いし、ネットビジネスの世界になると尚更なわけです。

日本だと匿名のネガティブな側面が出がちですが、むしろカリフォルニアとかだと匿名のエンジニアがネット上で繋がってシステム開発を進めたり、建設的なプロジェクトをしているケースは非常に多いです。

本来、匿名で「何者でもない人が集まりビジネスをやる」のは可能性があり非常に面白い世界だと私は思います。

だからこそ、

「匿名は悪い」

みたいな風潮は私にはちょっと理解に苦しむところですし、ましてや

「凄い人にお近づきになって有名人に成り上がる」

みたいなのはリアル社会の権威主義と一緒であり、私は好みません。

そんな戦略をするくらいなら別にネットビジネスではなくて、普通に会社勤めでやれば良いじゃないですか。

むしろ言いたいのは

「名も無き個人が自分の腕で立ち上がる可能性が開けているからこそインターネットの世界は面白みに満ちている」

という事です。

だからこそ私は「名前を有名にせずに稼ぐ方法」を提唱したいし、多くの人が「名も無き個人のまま豊かになって欲しい」と感じます。

もちろん、そのためにはきちんとスキルと知識をつけて情報発信力も必要になってくるのが大前提です。

とは言え、それぞれが自分の武器でビジネスをする分には特に口出しする気もありませんし、それはそれで私は良いと思いますけどね。

あと、ここまで書いてちょっと注意が必要なのが、販売するものの質と匿名とか実名は特に相関がないという事実です。

この業界の商材のクオリティだけを見ると

「匿名だろうが実名だろうが悪いものが大半」

であり、

「匿名のほうが実名より良いんだな」

とかそういう問題ではないという事です。

実際には顔出しで良いものもあれば悪いものもありますし、匿名で良いものもあれば悪いものもあります。

もちろん、実名だから悪いってものでもなく、凄く真摯にビジネスを実名で展開している人もいます。

要するに、実名か匿名かは本質的にはビジネスの質とはあんまり関係がないという事です。

「匿名だから悪い」というのは論理が飛躍していると感じたからそれに対して私見を書いただけで、基本匿名とかでも、この業界に関して言えばダメなものが大半ですからね(笑)

だからこそ、しっかり「情報の質」だとか、その裏側にある発信者の考え方を見るべきだという事です。

その人が書いた文章を読めばたとえ実名だろうが匿名だろうが、そこには哲学や理念があるし、ちょろっと読めば「大体のレベル」なんて文章とか発言見れば分かりますよという話です。

そこをしっかり読み取るのが大事だって事であり、それは実名なのか匿名なのかとは次元が違う問題だという事です。

この辺はしっかり踏まえてみて頂けたらなと思いますね。

以下の記事も参考にしてみてください。

>>ネットビジネスではより稼いでいる人が正しいのか?

という事で参考にされてください。

それでは、上原でした。

PS.

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